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特定薬剤(ハイリスク薬)は取り扱いに十分注意しましょう

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特定薬剤(ハイリスク薬)とは?指導の仕方・取扱いの注意点まとめ


薬剤師としてはたらくためには、取り扱う薬剤について知っておくことが大切です。なかでも、特定薬剤(ハイリスク薬)は、取り扱いに十分注意が必要です。一般的な医薬品とは異なり、処方でミスが起こると重大な副作用が起こるリスクが大きいと言えます。

もちろん、一般的な医薬品も取り扱いに十分に注意が必要ですが、特定薬剤(ハイリスク薬)はさらに慎重な取り扱いを求められます。ここでは、特定薬剤(ハイリスク薬)の概要と、指導や取り扱いの方法、注意点について詳しく解説していきます。

特定薬剤(ハイリスク薬)とは?

特定薬剤(ハイリスク薬)とは、「特に安全管理が必要な医薬品」のことです。投与量や休薬期間、服用期間の厳格な管理が必要な薬を指します。また、副作用を防ぐために、定期的な検査が必要な薬や、呼吸抑制や心停止など重大な副作用がある薬なども特定薬剤です。

特定薬剤(ハイリスク薬)の服薬指導の仕方とポイント

特定薬剤(ハイリスク薬)の服薬指導の際には、その薬の基本的な情報や効果、副作用を口頭で伝えるだけではなく、文書化して渡したり、重要な部分を患者に復唱させたりして、服薬トラブルを未然に防ぐよう努めなければなりません。

具体的には、次のようなことを伝えます。

効果について

薬が何に対して効果があるのか、効果が現れるまでにどれぐらいかかるのかを伝えます。

副作用について

どのような副作用が服用後いつ現れるか、自覚症状などを伝えます。

用法用量

いつ、どのようにいつまでに服用するかを伝えます。薬の量を増やしてもいいのはどのようなときか、次の服用まで最低何時間空ける必要があるかなど、あらゆる状況を想定して説明します。

保管方法

理想的な保管方法や保管の注意点、残薬の扱い方などを伝えます。また、保管方法を誤った場合、どのような危険があるかも伝えることが重要です。

定期検査の有無

次回、いつ検査を受ける必要があるか、予定よりも早く検査を受ける必要があるのは、どのようなケースかなどを伝えます。
患者にどれだけ詳しい情報を提供しても、話を聞いていないケースもあるため、他の薬とは異なる部分まで理解できるように、伝え方を工夫しなければなりません。また、間違った方法で使用すると、健康被害が起こる可能性が高いことをしっかり伝えましょう。

話を聞かないことによるリスクを先に伝えることで、薬の説明に耳を傾けてもらいやすくなります。

特定薬剤(ハイリスク薬)の取扱い時の注意点

特定薬剤(ハイリスク薬)を投薬した際には、薬歴に特定薬剤(ハイリスク薬)を投薬したことを明記し、指導した内容を全て記録しておく必要があります。また、特定薬剤(ハイリスク薬)の種類に応じて、投薬時の注意点が異なります。

例えば、免疫抑制薬の場合は、血液検査による治療経過や白血球数を確認したり、症状や検査値を見たうえで副作用について伝えたりすることが求められます。このような取り扱い時の注意点については、一般社団法人 日本病院薬剤師会が公表している「ハイリスク薬に関する業務ガイドライン(※)」に記されています。
(※)保険薬局におけるハイリスク薬取り扱い時の注意点

特定薬剤(ハイリスク薬)一覧

特定薬剤(ハイリスク薬)は、次のとおりです。

  • 抗悪性腫瘍剤
  • 免疫抑制剤
  • 不整脈用剤
  • 抗てんかん剤
  • 血液凝固阻止剤(ワルファリンカリウム、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩及びシロスタゾール並びにこれらと同様の薬理作用を有する成分を含有する内服薬に限る。)
  • ジギタリス製剤
  • テオフィリン製剤
  • カリウム製剤(注射薬に限る)
  • 精神神経用剤
  • 糖尿病用剤
  • 膵臓ホルモン剤
  • 抗HIV薬

上記は、薬の種類を示すものであり、薬の名称ではありません。それぞれの種類の中に非常に多くの薬があり、それぞれ効果や副作用が異なります。身体に作用するメカニズムに違いがあるため、以前に同じ種類の薬の服用歴があるからといって、説明を省略することはできません。

また、薬剤業務委員会が下記の医薬品を特定薬剤(ハイリスク薬)として指定しています。

  • 治療有効域の狭い医薬品
  • 中毒域と有効域が接近し、投与方法・投与量の管理が難しい医薬品
  • 体内動態に個人差が大きい医薬品
  • 生理的要因(肝障害、腎障害、高齢者、小児等)で個人差が大きい医薬品
  • 不適切な使用によって患者に重大な害をもたらす可能性がある医薬品
  • 医療事故やインシデントが多数報告されている医薬品
  • その他、適正使用が強く求められる医薬品

特定薬剤(ハイリスク薬)に指定されているものには、それぞれ理由があります。例えば、「生理的要因で個人差が大きい医薬品」に関しては、用法用量を誤ることで重大な副作用が現れるリスクが大きく、特定薬剤(ハイリスク薬)として、調剤をおこなう際に十分に注意をしなくてはなりません。

特定薬剤(ハイリスク薬)の正しい知識を身につけよう

特定薬剤(ハイリスク薬)を取り扱う場合は、正しい知識に基づいて、十分な説明や指導をおこなうことを心がけましょう。間違った説明や指導は、患者に健康被害をもたらす恐れがあります。医薬品のスペシャリストである薬剤師としてはたらくためには、特定薬剤(ハイリスク薬)に触れる機会は少なくないため、常に最新の知識を収集し、適切な対応ができるように努めましょう。

現場の薬剤師からひとこと

特定薬剤(ハイリスク薬)は、「特に安全管理が必要な医薬品」のことをあらわしています。しかし、実際の現場において「この薬は特定薬剤だから注意しよう」と意識して業務をおこなっている薬剤師は、そう多くありません。特定薬剤管理指導加算を算定する際にも、定型的な説明をおこなっている薬局が多いのが現状です。
特定薬剤は人体に与える影響も大きく、処方ミスや調剤ミスがおこると、命に危険がおよぶこともあります。薬剤師としてこれらを調剤・投薬する際は、患者に対する薬学的な管理、指導も含め、特に注意を払わなくてはなりません。ミスを未然に防ぐために、ガイドラインやヒヤリハット事例を再確認することもおすすめです。

この記事を監修した人

安永 裕矢(やすなが ゆうや)

監修者プロフィール

6年制薬学部を卒業後、製薬会社MRを経て、調剤薬局に勤務。製薬会社では幅広い領域の薬剤を扱っていたので、様々な領域の医薬品知識にもとづいた服薬指導を心がけています。趣味はドライブ、スノーボード、食べ歩きなど。


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