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薬剤師の年収平均はいくら?年収1,000万円も可能?薬剤師の年収を徹底調査しました

この記事の最終更新日は2020年05月12日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

薬剤師の年収はさまざまな条件で差異があるものの、いつの時代にも安定し高い収入を得られるのが魅力。20代でも400万円台、年齢を重ねれば年収も大きくなっていくのが特徴です。
この記事では薬剤師の年収を年齢別・エリア別にみながら、年収を徹底調査しました。年収をアップさせるコツもご紹介します。

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年齢別にみた薬剤師平均年収

薬剤師の年収が高いこともあってか、近年、薬局や医療施設で従事する薬剤師数は増加傾向にあります。平成26年から28年にかけては約14,000人もの増加(※1)となり、薬剤師の人気をみることができます。薬剤師の年収にはどのような魅力があるのか、まずは年齢別に平均年収をみていきましょう。

参考:薬剤師の年収は585.6万円(平成29年度)!薬剤師の年収について詳しく解説します。|平均年収.jp
(※参考元の数値より、月収の場合、同年代の数値を足して2で割ったものとする。年収の場合、同年代の数値の中央値をとり、その合計を2で割ったものとする。)

20代では24歳までの前半の年収が男女ともに大きく、新卒・正社員などといった条件が揃っていることで年収も大きくなっています。しかし20代後半になると転職、女性なら妊娠・出産・育児といったライフステージが重なり、年収も低下する傾向です。

しかし30歳を過ぎると、年収はどんどんアップ。病院やドラッグストア、製薬会社などさまざまな場所で経験を生かした仕事が可能です。また、経験を積み認定・専門などの薬剤師になることや、病院薬局長や企業での役職がある場合には年収もさらに上がります。

50代には男女ともに薬剤師として一番活躍しやすい時期であり、年収も最高額に。60~70代になると定年退職から雇用形態をパートや委託に替えることが多く、年収は下がっていきます。それでも平均以上の収入は見込めるため、薬剤師の年収は生涯を通して高いのが現状です。
(※1)厚生労働省 各種統計調査3 薬剤師

エリア別にみた薬剤師平均年収

薬剤師のエリア別平均年収は、各エリアの主要都市の人口・薬剤師数・薬局や医療施設数などによって変化がみられます。ここでは、厚生労働省の資料を参考に薬剤師の平均年収をエリア別に算出してみました。

エリア別、また都道府県別に年収を確認していくと、年収の高低差にはある規則性がみえてきます。1つは「都市部と郊外の差が激しいエリア」、2つめは「薬剤師の平均年齢の高さ」、3つめは「地域の高齢化具合や薬学部をもつ大学の有無」などです。

それぞれのエリアで年収が高かった都道府県を上げてみると、このようになります。

各エリアの中でも主要都市から離れている、交通の便が悪いエリアでは高齢化が加速している傾向がみられます。また、薬学部をもつ大学がなく人材確保にも苦戦するエリアです。特に、日本の北と南の両極に別れて年収はどんどん高くなります。

しかし沖縄に関しては、立地などの問題や地元出身者優先、薬剤師が少ないため夜勤対応が求められるケースが現状多いため、薬剤師が就業しても定着せず年収は大きく見込めないでしょう。

もしもしっかり稼ぎたい場合には、年収の高さと引き換えになるものも多いのかもしれませんね。同エリアでも250万以上差をつけている都道府県もありますので、その差に納得できれば高年収は叶えられる可能性が高いです。ぜひ上の表を参考にしてみてください。
※参考:都道府県(従業地)別にみた薬局・医療施設に従事する人口10万対薬剤師数
    平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

年収1,000万円も稼げるようになる?今より年収UPさせるコツ

薬剤師の平均年収

薬剤師の資格を手にできれば、地方でも平均以上の収入を得ることは十分に可能です。高い学費を払って薬学を学んだわけですから、できるだけ早く回収するためにも年収をUPさせていきたい人も多いでしょう。

今よりも年収をUPさせるためには、どのようなコツがあるのかご紹介します。薬剤師で1,000万円プレイヤーは存在します。少しでも高年収に近づくために、ぜひ参考にしてください。

【コツ1】認定や専門の資格を取得する

薬剤師には管理薬剤師・認定薬剤師・専門薬剤師といったように種類があります。さまざまな認定団体(主に学会)が行うもので、より専門性の高い薬剤師として評価される基準にもなっています。資格取得ができれば125万前後の年収UPが見込めるため、取得する・しないでは大きな差になるのです。
※参考:医学情報・医療情報 UMIN > 薬剤師の認定・専門資格一覧

【コツ2】経験があり求人が出れば薬局長職に就く

実は経験や実力が重視されると思われがちな「薬局長」という職は、業種や薬剤師不足の療養型病院では未経験で募集がかかることも珍しくありません。経験が必要でも3年程度で薬局長職に就くことは可能なのです。店舗数の多い調剤薬局などでは、なれる確率も高くなるでしょう。また、病院薬局長なら平均年収より約250万UPも夢じゃありません。

【コツ3】勤務地を変える

都市部から離れているエリア、高齢化が加速しているエリア、薬学部がないエリアなどでは薬剤師の年収が高くなっています。利便性はありませんが、住居を移しても格安物件も多くなり、交通費もかからず年収はさらに高くなくなります。田舎暮らしに憧れがある薬剤師の方なら最適です。

【コツ4】勤務先を変える

1,000万円プレイヤーを確実に狙うなら、製薬会社のMRになることです。病院などでは医療従事者に医薬情報を提供する仕事。安全で正確な情報が求められ、高度な仕事ではありますが、その分年収は大きくなってきます。また製薬会社や大学で創薬研究者となっても年収は高くなります。新薬が発見できれば特許を得て、億単位の資産を築くことも可能です。

薬剤師ならどこにいても自分次第で年収アップが可能

薬剤師の年収を上げる現実的な方法としては、難易度の高い仕事内容に挑むか、働く場所や資格などを絡めながら現場でのキャリアを積み、役職を早く高められるようにしていくことが大切です。どこにいても地域に貢献できる職業ですから、さまざまな状況に見合う年収を目指して次なる職場を目指してみましょう。


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