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薬剤師に復帰したい。ブランクがあっても働ける?

この記事の最終更新日は2020年05月12日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

どんな職種にも共通するのが、ブランクが長引くと本人に働く意欲はあってもなかなか仕事が決まらないこと。採用する企業側も応募者のブランク歴を合否の判断にすることがあります。

とくに出産・育児などで大幅にブランクがあいてしまった人は、「復帰しても役に立たないのではないか」「あの頃の勘を取り戻せるのだろうか」「何年も社会に出ていないからやっていけるのだろうか」など、さまざまな不安があると思います。それでも薬剤師の世界はちょっと例外なようで……? 実は大半の人が薬剤師として復帰しているのが現状なのです!

この記事では、ブランクありの元薬剤師の人に向けてエールを送るとともに、スムーズに復帰する方法を伝授します。

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ブランクってどれくらいの期間をいうの?

一般的に仕事のブランクは3年まで、最長でも5年まで、と言われています。一方、薬剤師の場合のブランクについては、2年というのが基本です。これは、薬価や調剤報酬の改正が2年に一度行われるためです。

では、2年ブランクがあいてしまったら薬剤師としてやっていけないの? これは間違いで、実際には5年や10年のブランクを経て薬剤師として復帰しているケースもあります。中には、資格はあるもののそれを発揮することなく20年以上のブランクがある人も!

ですので、薬剤師におけるブランクはほかの職種よりはあまり影響がないようです。

薬剤師のブランクの理由

薬剤師は男女比が1:2と、ある意味女社会です。それゆえ、女性ならではのライフイベント=結婚や出産、家事や育児、介護などで離職する傾向にあります。

たとえ産休や育休制度が整っているとしても、その間は必然的にブランクということになりますし、とくに子育てとなると、子どもの急病やイベントなどの事情で仕事を休みざるをえなくなり、職場、ひいては患者さまに迷惑をかける恐れもあります。それならば離職して……というのはもっともかもしれません。

男性薬剤師に関しては、他職業への転職などでブランクが生じることが多いのが女性薬剤師との大きな違いです。

ブランクがあってもまた薬剤師に戻れる?

結論から言えば、薬剤師はブランクがあっても復帰しやすい職種と言えます。その大きな理由は、薬剤師国家試験に受かった、という大きなブランドがあるからです。

また、薬剤師が働く舞台であるドラッグストアや調剤薬局、病院は、高齢化の影響もあり需要が伸び続けるばかり。施設によっては薬剤師不足でもあるので、ブランクがあっても重宝されるわけです。

これが一般的な職種であれば、ブランクが長引いてしまうと年齢のこともありなかなか希望する職種への転職が難しくなってしまいます。実際に、求人では○歳まで、と年齢制限を設けている企業も多いことからも明らかですね。薬剤師であれば70歳以上でも現役なのだから、ブランドを活かさない手はありません。

薬剤師のいろんなブランクのケース

では、ブランクありの薬剤師における復帰のタイミングをケース別に見ていきましょう。

出産におけるブランク

もしも産休や育休がある施設であれば、休暇が終わった後に元の職場に復帰する、というのがもっとも良い復帰のタイミングでしょう。転職活動を行う必要もなく、慣れ親しんだメンバーと働けるのなら万々歳です。ただし、復帰の際には子どものケアをどうするか? 休暇中に頼れる人や施設を確保しておくことが重要です。

子育てによるブランク

子育てによってブランクが生じた場合には、子育てに手がかからなくなったタイミングで復帰するのがベストです。今後の教育費なども負担が大きくなりますし、マイホームの購入、生活費などを逆算して復帰のタイミングを計れば人生設計にも有効です。

他職種に転職したことから生じたブランク

前述のとおり、薬剤師の需要はまだまだ衰えません。もし資格を活かして薬剤師に復帰したいと思うのなら、善は急げ。タイミングは復帰を考えた時です。まだ仕事の勘を失っていないうちに復帰に向けてアクションを起こしましょう。

未経験ゆえのブランク

学校を卒業してすぐ専業主婦になった、などのケースでは、資格はあっても薬剤師未経験、ということもあります。それでも思い立ったが吉日、大手ドラッグストアなどでは未経験OKであることも多く研修制度も充実しているので、自信を持ってエントリーしてみてください。


ブランクがあいてしまった薬剤師が復帰するためには勉強が必須!

ブランクを克服するためにまずやるべきことは、ズバリ勉強です。前述のとおり、薬価や調剤報酬の改正が2年に一度行われます。その最新情報を常に把握しておく必要があります。ただし現実には、現役の薬剤師でもこのすべてを把握することは難しいといいます。では、ブランクのある薬剤師ならもっと難しいのでは……と恐れることなかれ。効率的な勉強法で薬剤師としての勘を取り戻して現場復帰を勝ち取りましょう!

インターネットを最大活用

薬業界の新聞であり、最新のトレンドなども確認できる「薬事日報ウェブサイト」をチェック。新薬・新製品情報やセミナー情報など、役立つ情報が満載です。

また、インターネットでは自宅でe-ラーニングを受講できるサイトもあります。

書籍でコツコツ勉強する

次々と開発される新薬の情報収集については、最新の薬の本を購入して勉強することもオススメです。情報過多なインターネットとは異なり、必要な情報だけを活字で頭に叩きこめるので知識の吸収として有効な手段です。

勉強会に参加する

「日本薬剤師会」などの団体が主催している勉強会や交流会に参加するのもオススメです。同じ志を持つ同志で情報交換などもできるのでモチベーションもアップ! ほかの人の勉強法も探ることができますよ。

パートや派遣などの働き方で、現場で学ぶ

ブランクから復帰する第一歩として、まずは正社員ではなくパートや派遣などで「働きながら学ぶ」ことも効果的です。その職場に満足したら、もちろんそのまま働き続けても良いでしょう。

薬剤師はブランクがあっても復帰できる!

薬剤師の資格は大きなブランドです。ある意味、選ばれし人間なのです。それもそのはず、6年も学校に通って取得した資格なのですから! でもブランクがある場合、当然復帰には不安がありますよね。薬事の世界はめまぐるしく変わるものなので、それも当然です。それでもブランドを眠らせておくことはもったいないです。

スムーズに希望する職場で復帰を目指すためには、勉強しながら求人を探すことがいちばんです。また、ひとりで勉強するのにも、求人を探すのにも限界がありますから、そんな時は転職のプロに頼ってみてはいかがでしょうか。薬剤師専門の転職サイトであれば、ブランクがあっても良い求人にめぐり合える可能性は大きいです。また、スキル・キャリアアップを目指した講座や、セミナーや講習、勉強会もほぼ無料で参加できます。もちろん登録も無料なので、今すぐ復帰するのではなく、いつかは復帰したい、と考えている人にもオススメです。

なお、無事に復帰できた際は「昔はこうだった」などの固定観念やプライドは捨ててくださいね。過去にどんなにキャリアがあったとしても、新しい職場では自分は新参者です。あくまでも謙虚に。患者さまいちばん、の気持ちで接すればこれまで通り働くことができるはずです。ブランクを逆手に取る! くらいの気持ちで挑んでみてください。


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