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薬剤師転職で伝えたいアピールポイントとは?伝え方や例文もご紹介

この記事の最終更新日は2020年05月08日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

基本は転職にさほど苦労しない「売り手市場」である薬剤師ではありますが、店舗の閉鎖やM&Aの活性化が進み、近い将来「買い手市場」になるという可能性もあると言われています。

そんな時、採用の鍵を握るのが、自分のアピールポイントの有無です。ほかの薬剤師よりも優れたポイントがあれば、転職活動で大きな強みとなります。「選ばれる薬剤師」になるために、自分のアピールポイントを把握しておきませんか?

この記事では薬剤師転職成功につながるアピールポイントの探し方から具体的な事例までご紹介します。ぜひ参考にして、「買い手市場でも選ばれる薬剤師」のポジションをゲットしてください。

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転職に有利な自分のアピールポイントを把握していますか?

どんな職種の転職活動にも共通していますが、自分の長所短所を把握しておくことは非常に重要です。何の準備もない状態で面接時に「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたら、言葉に詰まってしまうことが目に見えています。それではどんな現場力があったとしても、面接の時点でシャッターがガラガラと閉まってしまうことは免れません。

とくに薬剤師の仕事は、お客さまである患者さまとコミュニケーションを取ることも業務のひとつです。たった数人の面接官とコミュニケーションが取れないようなら、患者さまとのコミュニケーションも難しいのでは、と思われてしまいます。それゆえに、自分のアピールポイントを事前に準備しておくことは必要なのです。

自分のアピールポイント……なかなか思いつかないかもしれません。しかしながら、アピールできなければあなたはワンオブゼム。オンリーワンではないのです。例えば自分が面接官だったとして、面接に来た応募者の能力がどんぐりの背比べだったら何を基準に採用しますか? やる気や人となり、今後会社に貢献してくれる人材であるかどうかではないでしょうか。予め自分のアピールポイントを把握していれば、面接もスムーズに進むはずでしょう。

アピールポイントの探し方

アピールポイントの探し方には段階があります。まずは自分の過去の経験を振り返ること。次に、その中から自分の強みを見つけます。このステップは学生が就職活動で行う「自己分析」に当たります。次に、その強みの中から、応募する医療機関が求めるスキルや人物像に合致するものをピックアップします。

転職時の面接でのアピールタイムは短時間であることから、ひとつかふたつの「強み推し」で簡潔に、シンプルに組み立てましょう。

たとえばどんなところがアピールポイントになるの?

アピールポイントは、自分が把握していないだけで実はたくさんあります。なかなか見つからない……という人は、ぜひ参考にしてみてください。

接客経験

薬剤師は日々さまざまな患者さまと接触する必要があるため、ある意味接客業です。過去に何かしらの接客経験がある人なら、それも強みになります。

【例】
学生時代にアルバイトで接客の仕事をしていました。さまざまなお客さまとのコミュニケーションを取る必要があったため、コミュニケーション力には自信があります。

体力

薬剤師は基本立ち仕事のため、それなりの体力が必要です。とくにドラッグストアの勤務では品出しや陳列なども担当することがあるため、体力をアピールすることも効果的です。

【例】
過去にホームセンターでアルバイトをしていました。木材やペット用品など重い物を取り扱うため、自然と体力が身につきました。また、学生時代は水泳部で1日○キロ泳いでいたので、持久力にも自信があります。

リーダーシップ能力

どんな職業においてもリーダーシップを取ることができる人は重宝されます。それは薬剤師の世界においても然り。過去に何かしらのリーダー経験がある人は、それも十分アピールポイントになります。

【例】
学生時代は○人のテニスサークルのリーダーを担当していました。大人数のため皆を束ねるのは大変でしたし時にはトラブルもありましたが、公平に、冷静に、柔軟に対応することですべて乗り越えてきました。当時の仲間とは現在も友好な関係を保っています。

パソコンに強い

薬剤師業界も電子化が進んでいます。ベテランの年配薬剤師の中にはパソコンに疎い人も多く、パソコンに強い人であれば頼りになるはずです。

【例】
個人的にパソコンが趣味で、一通りの操作は可能です。もし希望がありましたら、御社のホームページの制作や充実化にもお役に立てると思います。

薬剤師転職の面接でのアピールポイントの伝え方

転職を希望する職場において、自分が活かせる経験をアピールすることが基本です。薬剤師のどんな職場においても、もっとも重要なのはコミュニケーション力です。例えば、ドラッグストアから病院の薬剤師に転職しようと考えた時にも、コミュニケーション力は共通のスキルであるので有効なアピールポイントとなります。そのほか、希望する職場によってアピールポイントも異なるため、抜かりなく準備しておきましょう。

下記に職場別のアピールポイントとその例文を紹介します。あくまでも参考にするだけで自分らしいアピールポイントを発見してください。

ドラッグストア

医薬品以外にも幅広い商品を取り扱うドラッグストアでは、さまざまな商品知識が求められます。また、お客さまも老若男女さまざまで、それぞれに適した対応が必要なためコミュニケーション力も求められます。接客経験がある人は良いアピールになることでしょう。

【例1】
学生時代にスーパーでアルバイトしたことがあり、その中でさまざまな世代のお客さまとのコミュニケーションや、コスト意識の重要さについて学びました。この経験を活かして御社に貢献できますとありがたく存じます。

【例2】
以前の職場では品出しや棚卸しも担当しており、お客さまのニーズに合わせた店頭づくりに努めました。お客さまからの要望があれば新規で商品を入荷したり、医薬品だけではなく「地域に貢献するサポーター」として皆さんの生活の一助となるよう努めました。

病院

病院勤務の薬剤師においてもっとも重要なのは、医療従事者(医師、看護師、薬剤師)間の連携です。また、病気や薬に対する専門知識も必要です。薬剤師のキャリアについて、数字を交えて説明することでよりアピールが現実的になります。

【例】
○○調剤薬局において、5年間薬剤師として勤務してきました。周囲には薬剤師しかいないためどうしても考え方が一律的になってしまうことがあり、チーム医療を通じて、患者さまや病気をもっと多面的に捉えたい、という気持ちが強くなりました。

薬局

薬剤師の数がもっとも多い薬局では、患者さまも子どもから高齢者まで幅広く、時間帯によってはとても混雑することがあります。それゆえ、臨機応変な対応力が求められます。具体的な対応例をアピールすることで転職が有利になるでしょう。

【例】
○○薬局では、1日○人の患者さまの服薬指導を行ってきました。混雑時においては、○時間に○人の患者さまの対応をしましたが、どんなに忙しくても慎重に、ミスがなく調剤を行いました。

【おまけ】話し方にもコツがある

どんなに優秀なアピールポイントであっても、それが自慢に聞こえてしまったら逆効果です。あくまでも謙虚に、なぜ転職先にこの職場を選んだのか、成功例を伝えた上で今後のビジョンを話すようにしましょう。

また、多すぎるアピールはNGです。自己主張が激しいと思われ、協調性がないのかな、と思われてしまう可能性があります。あくまでも1~2個のアピールに留めておくようにしましょう。

「人付き合いが苦手だし……」なんてネガティブな側面だって、「時間をかけてでも一人ひとりの患者さまと真摯に向き合い、信頼関係を築くようにしています」と変換して伝えることでポジティブな印象になりますよ。

薬剤師転職の前には、自分のアピールポイントを整理しておこう

薬剤師に限った話ではありませんが、自分を客観視しているかどうかというのは転職時に必要不可欠です。転職を決断した際には、まず自分の経験の棚卸しからスタート! その中で自分だけのアピールポイントを探し出し、本番でも上手に伝えられるようにしておきましょう。困った時には無料で利用できる転職エージェントに相談することもオススメです。これまでの経験を伝えることで、自分でも知らなかったアピールポイントや有効なアピール方法をアドバイスしてくれることでしょう。


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