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転職したい薬剤師の方必見。最高の求人の探し方のコツを教えます

この記事の最終更新日は2020年05月12日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

薬剤師として転職を検討する時、まずはじめにするアクションが求人サイトでの検索ではないでしょうか。だけど予想以上の求人数がヒットしてしまい、目移りしたり戸惑ってしまうこともあります。そんな時こそ、最高の求人を見極める能力が問われます。その能力を身につけていないと、不幸な転職を何度も繰り返すことにもなりかねません。

この記事では、転職が初めての人ももちろん、数度目の転職の人にとっても有益な「必ずプラスになる求人の探し方」を伝授します。

最高かつ最後の転職になるように、応援します!

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薬剤師のみなさん、理想の職場で働けていますか?

一口に薬剤師の転職と言っても、雇用形態や職場などさまざまですし、重視するポイントも人さまざまです。つまり、人によって「理想の職場」も多種多様なわけですが、この記事を読んでいる人は概して現在の仕事や職場に何かしらの不満があって転職を検討していることでしょう。では、薬剤師にとって理想の職場とは……? 一般論から考えてみましょう。

薬剤師における理想の職場って?

人によって理想が異なることは前述のとおりです。そしてすべて理想、という職場はあり得ません。人は何かしら妥協して働くのが普通です。そのなかでも、満足・充実・納得して働くことができる職場であれば限りなく理想の職場に近いということになります。

自分がどんな働き方をしたいのか、どのくらい給料が欲しいのか、職場環境を大事にしたいのか、ワークライフバランスを大事にしたいのか。ビジョンをしっかりと持っておくことが理想の職場を探す近道になります。

どうしてもビジョンがはっきりしない、という場合は、現在の職場の不満点を挙げてみるのもいいかもしれません。その不満点が生じない職場が、まさに理想の職場となります。

一例を挙げれば、残業が多いことに不満を感じているのであれば、残業がナシの職場。給料に不満があるのであれば、給料の高い職場。育児や家事との両立に悩んでいるママ薬剤師であれば、正社員ではなくパート薬剤師や派遣という働き方で不満が解決されるかもしれません。

よくある不満ポイント

薬剤師には、社員、派遣社員、パート・アルバイトの3つの働き方があります。また、そこからさらに働く職場(薬局、病院、ドラッグストアなど)が細分化されます。

不満ポイントは働き方や職場によりさまざまですが、共通しているのが、「残業が多い」「有休が取りづらい」ということではないでしょうか?

確かに薬剤師の仕事は高給ではありますが、そもそも勤務に追われてお金を使う時間がなかったらお金を稼ぐ意味がありません。また、正社員であれば店舗異動などの可能性もあります。

繰り返しますが、すべてにおいて満足できる職場というものは存在しません。転職を検討する際には譲れない条件を明確にした上で、譲れるポイントなどもランク付けしていきましょう。

薬剤師求人はいろんな探し方があるけれどとくにおすすめな探し方

薬剤師の求人にはさまざまな探し方があります。正社員・派遣・パートと探し方は異なるかと思いきや、実はどんな立場であっても賢い探し方はシンプルなのです。

薬剤師専門の求人サイト

餅は餅屋。薬剤師の転職についても、薬剤師専門の求人サイトが存在します。そこに登録しておけば、希望の案件があった時にすぐ問い合わせをすることができるし、何しろ薬剤師専門であるので効率的に薬剤師の仕事を探すことができます。

通常の転職サイトであれば条件設定なども必要となってきますが、その手間を省くことも可能です。

転職エージェント

非公開求人などさまざまな案件を膨大に抱えている転職エージェントであれば、直接働き方の相談もできますし、自分専用のコンサルタントが親身になって話を聞いてくれるため、理想の職場に出会える可能性は高くなります。もちろん利用料は無料! うまくマッチングして採用となった際も、アフターケアもしっかりしています。

自力で探す

「この企業で働きたい!」という意思が確固であるのなら、直接その企業の採用サイトからエントリーすることも有用です。ただし、入社後に「あれ?」というミスマッチが生じる可能性があります。口コミチェックはもちろん、実際にお客さまとして職場を偵察して、「大丈夫」と確信を持てる職場に絞るべきです。

【おまけ】薬剤師の求人を探す時の注意点

いくつもの転職サイトに登録すると、それだけ「無駄なメール」「無駄な電話」が増えるデメリットにもつながります。しかも、どの転職サイトからの情報も同じようなものばかり……。これではますます転職について目移りしてしまうし、時間も割いてしまうし、本当に重要な情報もスルーしかねません。有益な情報を得るためには、薬剤師専門の転職サイトのみ登録する、転職エージェントのコンサルタントに委ねてみる、というのもひとつの手です。

筆者も仕事柄いくつかの転職サイトには登録していますが、はっきり言って1日100通以上のメールやメルマガが送られてくるため、それを確認するだけで疲労困憊です。登録して「必要ないな」と思ったサイトに関しては、潔く「配信停止」を届け出るようにしましょう。

求人を探す前にどんな職場で働きたいのか書き出して整理しておこう

これから長い間働きたい職場。「働けたらなんでもいい」のではなく、理想の職場をシミュレーションしておくことが理想の職場に出会える第一歩です。それが漠然としていたら、就職や転職したとしても離職してしまい、活動が無駄になってしまう事態にも陥りかねません。

まずは頭の中で整理するだけではなく、譲れない条件を実際に書き出してみましょう。

  • どのくらいの収入が欲しいのか
  • 今後、どんな人生を送りたいのか
  • 仕事を通じてどんなことを得たいのか

書き出すことで、将来のビジョンが明確になります。必ずしも理想の職場に出会えるとは限りませんが、絶対譲れない条件を自分の中で明らかにすることで、職場とのミスマッチを防ぐことができます。

とは言え、時には妥協も必要です。譲れない条件にも優先順位をつけて求人を探すようにしましょう。

いい求人はみつけた。でも本当にいい職場なのか?

自分の理想に近い求人を見つけた。でも実際に入社してみないと内情までは分かりません。そんな時はどうしたら良いのでしょうか? 入社してからミスマッチに気付いてすぐ退職してしまうと、履歴書に傷がついてしまいます。また、近隣で働いている場合はそこに顔を出せなくなる可能性も……。「本当にいい職場なのか?」判断するポイントは下記です。

実際に現場に行って偵察をする

求人に応募する前に、働く可能性のある職場を事前に視察しておくことが職場の良し悪しを知る手段のひとつです。もちろん内情までは知りえませんが、雰囲気などは察することができるはずです。また、面接時にも会話のきっかけになります。薬剤師という立場柄、立ち居振る舞いや服装の清潔度もチェック! ドラッグストア、薬局、病院も基本的には一般のお客さまが出入りする場所なので怪しまれることもありません。

事前に口コミを参考にする

ある程度大きな施設でなくても、インターネットで検索すると口コミやブログでなんとなく施設の「人となり」ならぬ、「施設となり」が見えてきます
例えば、かかりつけの動物病院を探す時でも、インターネット上でモノを購入する時にも口コミは参考にするものですよね。それがその施設の「リアル」です。

過剰な発言は削除されている恐れがあるため良い意見しか投稿を反映されていないこともありますが、ある程度参考にはできることでしょう。

実際に利用した人、働いたことのある人の話を聞く

インターネットの口コミも有用ですが、近場で薬剤師の仕事を探している場合は必ず周囲にその施設を利用した患者さまやお客さまがいるはずです。それとなく印象を聞いてみるのも良いでしょう。評判がイマイチだった場合も、「こうしてくれたら良かったのにな」という意見も聞くことで面接時に改善提案を投げかける良いアピールポイントにもなります。

薬剤師専門の転職エージェントに相談する

薬剤師専門の転職エージェントは、専門のコンサルタントが実際に医療機関に足を運んで確かめたリアルな情報の宝庫です。大手のチェーン系薬局やドラッグストア、病院の内情は網羅していることはもちろん、幅広いネットワークで情報を提供してくれることでしょう。もちろん登録・相談は無料なので、積極的に利用することが最高の求人にめぐり合える近道な場合もあります。

どうせ転職するのなら前に進む転職に! その鍵は求人の探し方にアリ

人生で働く時間(生涯労働時間)は人によりけりですが、平均10万時間と言われています。睡眠が20万時間と考えると、その半分にしか満たないのです。だからこそ、働く10万時間は密度の濃い、充実した時間にしたいものですよね。楽しく働く、嫌々働くのもすべて自分次第です。その鍵を握るのが転職であり、求人の探し方なのかもしれません。

薬剤師の場合はとくに責任感や社会貢献が重視される仕事であるし、転職においてもさまざまな迷いや不安があるかもしれません。それでも、10万時間、と考えると行く先や大事なものが明らかになってくるでしょう。たかが10万時間、されど10万時間。転職を検討する際にはなるべく時間を無駄にしない、前向きな転職をチョイスしてはいかがでしょうか?


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