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薬剤師転職の面接で聞かれる質問とは?好感度UPの話し方もご紹介

この記事の最終更新日は2020年05月12日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

転職活動において避けて通れないのが面接です。これまでは薬剤師の売り手市場が続いていたため面接は顔合わせ程度で即採用、ということが多かったですが、薬剤師不足が解消されつつある昨今、面接で脱落するケースも増えてきたと言います。つまり、資格だけに頼るだけでは時代錯誤、とくに人気の薬剤師求人では面接対策をしっかりと行う必要があるということです。

それでも恐れることはありません。なぜなら薬剤師の面接時の質問は、新卒でも中途でも、ある程度質問される内容が決まっているからです。つまり、事前に質問に対する回答を把握しておけば、面接の場所でも自信を持ってブレのない態度で対応可能です。また、心に余裕も生まれます。

この記事では、面接対策としてぜひ会得しておきたいQ&Aと話し方のコツ、不具合な質問をされた際の回答例まで網羅してご紹介します。

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必ず聞かれる?面接でよくある質問例

どんな職種の面接においても聞かれるのが、①自己PR②志望動機③これまでのキャリア④退職理由ですが、薬剤師の場合には、⑤薬剤師を志した理由⑥(職場によっては)異動や転勤の可否⑦将来のビジョンが追加されます。⑦については後述するとして、まずは①~⑥までを見ていきましょう。

①自己PR

自己PRをしてほしい」というのは、頻繁に聞かれる質問です。履歴書に記載した自己PRとブレずに伝えましょう。薬剤師に限りませんが、これまでの業務の中でどんな困難があり、それをどのように克服したかを1分程度で話すようにしましょう。その際、結論から話すことがお約束です。

【回答例】
クリニック内で業務改善を提案することによって仕事の効率を良くするとともに患者さまの「待ち時間」低減を図りました。具体的には、医療予約システムの導入を提案し、患者さまの待ち時間を明確にしました。これにより、医師や看護師だけでなく薬剤師も効率良く動くことができるようになり、すべての人においてwin-winな環境をつくりあげることができました。

②志望動機

なぜ数ある薬剤師求人から弊社を選んだのですか?」というのも間違いなく聞かれる質問です。その理由がお給料や家が近いから、ではなく、面接官に響く回答を用意しましょう。ホームページなどを参照し、その企業の特色をリサーチした上で、そこでしかできないことを伝えるようにしてください。

【回答例】
地域に貢献できるイベントなどにも参加なさっている御社の姿勢に共感いたしました。薬剤師は薬を提供するだけではなく、患者さま、地域と共生することも重要な任務だと考えています。地域のかかりつけ薬剤師としてこの先貢献していきたいと思っています。

③これまでのキャリア

これまでどんな仕事をしてきましたか」と聞かれた際には、嘘偽りなく回答することがポイントです。採用されたい気持ちで焦って自分を盛ってものちのち良いことはひとつもありません。自分の首を絞めるだけです。

【回答例】
○○調剤薬局に○年間所属し、調剤業務のほか管理薬剤師としての業務、新人の育成なども経験してきました。1日の処方箋枚数は平均○枚で、混雑時には1時間○枚を担当しました。

④退職理由

転職を検討した理由は何か」これも良く聞かれる質問です。この時、人間関係のストレスや年収など、ネガティブな退職理由は避けるようにしましょう。今後もまた同じ理由で退職してしまうのではないか、と危惧される可能性が高いです。あくまでも前向きな転職理由を伝えてください。

【回答例】
在宅医療を行っている御社でスキルアップしたいと考えて、退職を決断いたしました。私たち薬剤師の使命は、患者さまに心から寄り添うことだと痛感しています。在宅医療の業務を通じて、一人ひとりの患者さまのQOL向上に貢献したいと考えています。

⑤薬剤師を志した理由

20~30代の若手薬剤師であるなら、「なぜ薬剤師になろうと思ったのか」という質問をされることも珍しくはありません。薬学部に入って6年間も勉強し、薬剤師免許を取得するのには何かしらのポリシーや背景があったはずです。それを素直に伝えるようにしましょう。

【回答例】
私は幼少期に酷いアトピーに悩まされていました。いくつも病院に通いましたがなかなか改善されることはなく、諦めかけていたその時、とある薬剤師さんが親身になってフォローしてくれたことで改善へと向かうことができました。そこで自分のように悩んでいる患者さまのお役に立ちたいと思い、薬剤師を志すことになりました。

⑥(職場によっては)異動や転勤の可否

大手企業の場合、時には「異動や転勤は可能ですか?」と聞かれることがあります。その際にはどんな回答が無難なのでしょうか?

【回答例】
家族もいるので、転勤は難しいと思います。ただし、期間限定などの条件があるのならば単身赴任というスタイルも頭に入れています。
※絶対に不可能な場合は、その意思をハッキリと伝えることも必要です。その際、地域に密着して一人ひとりの患者さまと末永くお付き合いしたいので、など、前向きな理由を述べましょう。


好感度UPの話し方のコツ


薬剤師の仕事は患者さまとのコミュニケーションが多く、ある意味接客業やサービス業でもあります。そのため、面接ではコミュニケーション力もじっくり見られています。好感度をアップさせる話し方をしっかり心得ておきましょう。

相手の目を見て、口角を上げて話す

面接時に共通することですが、しっかりと相手の目を見て笑顔で話すことが基本中の基本です。やる気や誠実さをアピールできますよ。

正しい敬語を使う

社会人たる者、正しい敬語を使うことはマナーのひとつです。とくに薬剤師の場合は患者さまとコミュニケーションを取る機会が多いので、面接時にも正しい敬語を使うことを意識しましょう。

落ち着いて話す

何らかの病気で悩まれている患者さまの相手をするわけですから、薬剤師にはその不安を払拭させるためにも落ち着いて話すテクニックが求められます。もちろん面接の場所でも、そのような態度が求められます。どうしても緊張は避けられないものの、できるだけ落ち着いて話すようにしましょう。

緊張してうまく話せない…どうしたらいい?

面接で緊張してうまく話せない。それは誰も一緒です。緊張対策としては、「緊張しない対策」を万全に練っておくことが重要です。そのひとつにはQ&Aを事前に考えておく以外にも、話す練習をしておくことが効果的です。親しい間柄の人の前で擬似面接を行ったり、自分をビデオに撮って客観的に見てみる、なども良いでしょう。

また、荒療治ではありますが、面接に慣れる、ということも有効です。第一希望の職場に面接に行く前に、場数を踏んで予行練習をします。もしも運良く(運悪く?)第二希望以降の職場に合格してしまったら、その時点で入社するかしないかを決断すれば良いだけです。


もしもこんなことを聞かれたら3つ

薬剤師の世界は、男女比が1:2となっています。いわゆる、圧倒的な女性社会です。その分、面接の際には女性特有の質問をされることもあります。これが、先述した良くある質問例⑦である将来のキャリアプランです。

もちろん年齢にもよりますが、比較的若い世代で転職する薬剤師の女性には避けて通れない質問と、その回答について例を挙げて詳しく解説します。

ただし、どうしても答えづらい質問については無理して回答しなくても問題ありません。「御社での前例(対応)についてお聞かせいだだけますか?」と逆に質問を返し、その返答によって自分にとってベストな回答を導き出しても良いでしょう。

子どもが小さいけれど何かあったらどうするのか?

小さな子どもの子育てをしている子育てママが必ずと言って聞かれる質問です。この背景には、突然のお休みで業務に穴が空くことを恐れていることがあります。この質問に対しては、子どもが小さくて何かあってもしっかりと任務を遂行できる理由や環境を準備しておきましょう。

【回答例1】
両親と同居している(もしくは至近距離に住んでいる)ので、万が一の時は世話を見てもらえます。

【回答例2】
既に保育園の手配が済んでいます。近隣には非常時に助け合えるママ友もおりますので、ご迷惑をかける可能性は最小限で済むと思います。

今後子どもをつくる予定は?

現在お子さんがいない家庭であっても、いつかは子どもを出産する可能性はもちろんあります。出産となると、いつかは長期休業しなくてはなりません。そのリスク回避のために、今後のライフプランについて質問されるわけですね。

【回答例1】
現在は考えておりませんが、いつかはつくりたいと考えています。その際には引き継ぎをしっかりして、いずれは復職したいと考えています。

【回答例2】
こればかりは授かり物ですので、私も未知の世界ではあります。ただ、御社にはママ薬剤師が複数いらっしゃると伺っております。アドバイスをいただきながら、仕事と子育ての両立を目指していきたいと思います。

家事・育児との両立は?

働く薬剤師ママにとって、いくら子育て支援制度が充実しているとしても家事・育児との両立は至難の業です。自分のビジョンをしっかりと伝えて、相互理解に努めましょう。

【回答例1】
通勤時間もが短く保育園も近いため、効率的に働くことができて家事や育児とも両立できると考えています。

【回答例2】
家事や育児を短縮する工夫を生活の中で行っています。家事代行や時短家電、シッター制度なども賢く利用して、仕事・家事・育児の両立に努めています。

面接で聞かれる質問と回答を事前に用意しておけば、転職ゴールも目前!?

薬剤師の転職時の面接については年々ハードルが高くなってきている傾向がありますが、それでも基本の質問と回答を押さえておけば不安に感じることはありません。ただし、当サイト含む、インターネットでの模範解答を鵜呑みにしたらといいかと言えば大間違いです。面接官が求めているのは、あなたならではの薬剤師スタイルです。ベースは模範解答だと良いとしても、自分の言葉で、自分の想いを伝えるようにしましょう。


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